ひとりごと

意味があったりなかったりします

ランニング

2年前にリニューアルされた近所にある公園は、走る環境にうってつけだ。

サッカーや野球ができる多目的運動場と、陸上競技の300mトラックの周りをランナーたちは各々のペースで走っている。

運動を何年もしていない私は、身体を動かさなきゃなと、健康に対して危機感を抱きつつもどこか他人事のように捉えていた。筋肉のなさや少し走るだけですぐ息が上がることは自覚していたものの、見て見ぬ振りをし続けた。

ジムに行っても続かないだろうし、なんせお金がかかるからと、テストができなかった理由を言い訳する生徒のように自分自身に言い聞かせてきた。

ランニングはコストがほとんどかからない。それにやる気になればいつでも始められる。

社会人になったばかりの頃、可愛いランニングウェアを買って家の周りを走っていたことがある。1ヶ月も続かず辞めてしまったけれど。

ランニングはどこでもできるけれど、公道を走るのに抵抗があるときがある。あまり走っている人を見かけないとか、歩行者が多いとか。

だから、例えば皇居のような「走るための場所」で走りたいと思っていた。

最近は、夏に向けて身体がばてないように、食生活を気をつけ始めたところだった。だから次は運動も意識しようと思い始めた矢先、ふと今朝思い立ち近所の公園を調べてみた。

すると、ランニングコースが3種類もある。しかも一周の距離が示されている。どのくらい走ったかわかりやすいし、平坦な道や坂道など負荷の程度も走る人が選ぶことができる。

すぐに走りに行こうと思い、終業後ランニングシャツだけ新調し、走れる格好で身軽に家を出た。

家の近くにあることほど便利なことはない。ランニングウェアで長い時間公道にいる必要もないし、走り終えたらすぐに帰れてシャワーを浴びれる。スマホやタオルくらいを持っていけばほぼ手ぶらでいい。

ゆっくり走るスロージョギングだけれど、有酸素運動だからストレス解消にもなる。自律神経も整えられる。そして筋力もついて代謝が上がる。いいこと尽くし。

今年は、と長期目標立ててもほとんどが続かないけれど、こんなに近くにいつでも走れる場所があるのであれば、走りに行かない理由はないなと思っている。週に2回、30分でいいから続けていきたい。

 

2022.5.30